編入体験記:岡山大学 工学部 機械システム系 ロボティクス知能システムコース [2023]

始めに

こんにちは。ホーショーです。岡山大学編入体験記を書きます。これから受験する人や受験を考えている人の役に立てればいいなと思っています。

 

基本的な情報をまとめて置きました。

受験コース:機械システム系 ロボティクス知能システムコース

出願期間:20022年5月23日(月)から2022年5月26日(木)

試験日程:2022年6月18日(土)

合格発表:2022年7月11日(月)

併願大学:東北大学(本命)、長岡技術科学大学

資格:TOEIC760点

 

 

岡山大学の志望理由

私の本命のは東北大学であり、大学編入後はレスキューロボットの研究を行いたかったため、その研究室がある岡山大学を滑り止めとして受けました。また、東北大学に落ちたら、関西方面に住みたいなーという理由もありました。

 

 

 

受験について

試験会場に着いたら、工学部全体でざっと見で200人ほどいました。募集要項には、工学部全体で30人ほど合格させると書いていたため、かなり動揺しました。結果としては、推薦、一般合わせて機械システム系全体で30人くらい合格(70人程度受験)で倍率がかなり低くなりました。この時点で察していると思いますが、かなりの人数が合格しています。さすがに受かりすぎな気がします。

試験科目

筆記試験(午前)

午前中に数学と物理をセットで2時間やりました。時間はかなり40分くらい余ったため、計算ミスがないかずっと解きなおしていました。ちなみに会場には時計がありませんでした。

数学

二重積分固有値行列式

びっくりするほど、簡単。むしろ、ケアレスミスによる減点のほうが心配なレベル。問題集の基礎レベルの問題が勢ぞろいでした。過去問を見れば、なんとなくわかると思います。

 

物理

力学:慣性モーメント

電磁気学:電磁誘導、誘導起電力

力学は、初めて解くパターンなので少し焦った。解いたことがあれば、出来るはず。しっかり慣性モーメントの範囲の対策がしきれていなかったです。

電磁気学は公式を覚えるだけで、解けます。かなり典型的な問題です。ただ、電磁気学の範囲は広く、公式はたくさんあるため、しっかり覚えておきましょう。私は、ちょうどそこの範囲を勉強したのがちょっと前で公式を忘れてかけていたため、無理やり思いだして解いていました。

 

面接(午後)

面接時間:10分

面接官:男2人 (向かいあって座ります)

面接内容:・志望理由

     ・学生時代に力を入れたこと

     ・卒業研究の内容

     ・志望大学とその順位(合否には関係ないといわれてた)

 

待機会場は、私語とスマホが禁止でした。一時間くらい待ったため、面接対策をまとめた紙や本など時間を潰せられるものを持っていくことをお勧めします。

卒業研究は研究内容がうまく説明できなかった記憶があります。面接を受けてみて、必要な質問を淡々と聞く、作業のような印象を受けました。

 

 

岡山大学の勉強法について

数学

ネットに公開されている岡山大学の過去問と「大学編入のための数学問題集」をやりました。問題集は大学編入用問題集であれば何でもよいと思います。「大学編入のための数学問題集」はB問題が大体解ければ、大丈夫だと思います。また、過去問を見て、どの範囲の勉強が必要かしっかり見といてください。

 

物理

岡山大学の過去問はもちろんですが、いろんな大学の過去問をひたすら解いていました。地方国立大学の物理はどこも似た問題出るため、いろんなタイプの問題を解いて対策しました。ちなみに、これらの解答は信用性は少し欠けますが、ネットに転がっている個人が作成したものを参考にしながら行っていました。たくさんの人の解答を見れば、間違いには気づけるし、その人の解き方の癖などで参考になるものもあるため、かなりおすすめです。

 

 

最後に

私は岡山大学が最初の受験校でした。かなり緊張しましたが、ここが合格したことにより、東北大学受験の精神安定剤になっていました。受験が終わって帰りのバス停でほかの受験者と話した感じ、滑り止めの人が何人かいたため、滑り止めとして受ける大学の一つの候補として割とよい気がします。

受験をするとかなり精神的に削られるため、受験が終わった後に観光などの楽しみも作っておくといいかもしれません。私は、帰りに京都観光を半日して帰りました。